時が経つのが早いですか?
時が経つのが早いなと思ったことはありませんか?
私自身は、歳を重ねれば重ねるほど、あっという間に、時が過ぎていているなと思っています。子供のころの1年は長く感じたのに、大きくなると、1年がびっくりするほど早いです。
ただ、たしかに時が経つのが早いなと感じてはいるものの、そういうものだからと割り切って深く考えた事がありませんでしたが、少し調べてみると、そう感じるには、いくつか理由があるようです。
個人的には、良い理由の場合も、悪い理由の場合もあるように感じたので、最近の生活を振り返ってみる機会かなと思い調べてみたところ、時が経つのが早い理由はいくつかあるようです。
【初体験の頻度】
大人になると、日常に慣れてしまい、新しい事を行うことが少なくなりやすいですが、
初めて行う出来事の場合は、その経験が新鮮にうつり、様々な事を吸収していて、時が長く感じるようです。
脳科学者の茂木健一郎氏によると、「発見が多いと、時間が経つのが遅く感じる」のだそうです。
毎日、同じことの繰り返しの日々を過ごしていて、あっというまに時が過ぎているという方もいるかもしれませんね。
そういった場合は、今までしたことがないことをしたり、行った事のない場所へ行ったり、会ったことのない人と出会うなど、新しい事をしてみるのも良いかもですね。
【出来事の頻度】
これは、イメージしやすいですが、仕事でバタバタしていて、あっという間に時が過ぎていたという経験はないでしょうか。
これは、「充実時間錯覚」といって、同じ時間でも、出来事が多い時の方が、時が速く感じるそうです。
こういった日々で、時のたつのが早い場合は、逆に、意識的に、ゆっくりできる自分の時間の確保をしないと疲れてしまいますよね。
うまくリフレッシュする方法を見つけた方がよいなと思います。
【代謝が落ちているとき】
代謝が落ちると、体内にある時計の進み方が遅く感じるようになるそうです。つまり、
相対的に、実際の時間が早く過ぎ去っていくと感じるとのこと。
そのため、子どものときの代謝に比べ、代謝が低下しつつある大人では、大人のほうが
時の流れは早く感じるとのことです。
最近、運動不足だなと思っている場合は、代謝をあげるために、運動をしたりして、健康的な生活をすると、時の流れが遅く感じられるようになるようです。
【楽しいことをしているとき】
心的要因で、これもイメージしやすいですが、楽しいことや興味のあることをしている
ときは時間が早く経つ感覚がありますよね。
一方、嫌なことや、痛みや苦痛のあるとき、退屈なときは、時が長く感じられます。
私は「努力は夢中に勝てない」って言葉が好きなのですが、何かに夢中になっていて、
時が経つのが早いっていうのは、充実した時を過ごしている感じがしますよね。
いかがでしたでしょうか。
時のたつのが早いなと感じている方は、自分の生活を振り返って当てはまるものが、ありましたでしょうか
個人的には、時の流れが“代謝”によって変わることは知りませんでしたし、少しびっくりしました。
時の流れが長く感じるとき、逆に短く感じるときの特性を知った上で、自分自身で体感時間をマネジメントして、充実した時を過ごしていければ、素敵ですよね。