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コラム

恋愛を数学する(最適停止理論版)

カテゴリ: コラム 作成日:2022年06月20日(月)

 何か本を読もうかなと思っていたら、たまたま「恋愛を数学する」ってタイトルを目にし、少し興味がでて思わず読んでしまいました笑

※参考文献

 恋愛を数学する (TEDブックス) 単行本

 ハンナ・フライ (著), 森本元太郎 (翻訳)、円城塔(解説)

 

その本の円城塔さんの解説に、「恋愛に潜むパターンを、数学が解き明かす。あらゆる自然現象にルールがあるように、人間の恋愛もパターンに満ち溢れている。ならば、数学の出番。

恋人の見つけ方から、オンラインデートの戦略、結婚の決めどき、離婚を避ける技術まで、人類史上もっともミステリアスな対象=LOVEに、統計学やゲーム理論といった数理モデルを武器にして挑む。イギリスBBCなどでアウトリーチ活動に励む数学者が、人生の一大事に役立つ驚くべき知見を引き出しつつ、「数学と恋愛する」楽しさをも伝える。」とあります。

 

どうでしょう。なかなか興味わきませんか?

 

実際読んでみた感想は、私は超文系脳ですので、数式はまったく理解できず、実際とは違うかもとは思いましたが、あくまでこんな考え方もあるんだな程度で楽しんでもらえればと思います。

 

【理想の人と出会うために】

その中でも、今回ご紹介させていただきたいのは、「理想の人と出会う」最適な戦略があり、

それが「最適停止理論」という考え方があるようです。

 

この考え方は、「秘書問題」という採用に関する事例等にも流用されていて、数式は、何やら難しくてよくわからなかったので割愛しますが、簡単に言うと、

例えば、秘書を採用するにあたり、100人の秘書候補がいて、BESTな人を採用するには、最初の37%を問答無用で不採用にし、その37%の中で一番良かった人を記憶しておき、指標にする。その後、面接する人で、その指標の人より良い方がいれば、その方に決めるというものです。

 

そうすることで、

一番良い人を採用できる確率は、37%。

TOP5に入る良い人を採用できる確率は、57%。

TOP15に入る良い方を採用できる確率は、78%。

になるようです。

 

すごいですね♪

 

これが恋愛にも数式をあてはめることが出来るとの事です。いかがでしょう。現代では出会える機会というのは、マッチングアプリ等ありますし、機会自体は増やせるツールがありますから、色々な方と出会い、最初の37%の中で一番良かった人を記憶しておき、その人よりも魅力的な人と出会えれば、その人が最適なパートナーということになります。

 

【前提条件】

とはいえ、当然数学ですから、前提条件というものがありまして、「秘書問題」の場合ですと、

1.応募してきている人数がわかっていること

2.応募者の良し悪しをつけ判断できる指標があり、応募者の順位をつけることができる

3.無作為な順序で1人ずつ面接を行う。次に誰を面接するかは常に同じ確率である

4.毎回の面接後、その応募者を採用するか否かを即座に決定する

5.その応募者を採用するか否かは、それまで面接した応募者の順位にのみ基づいて決定す

  る

6.不採用にした応募者を後から採用することはできない

 

というものです。

 

恋愛におきかえますと、1の生涯でご縁のある方の人数がわかっていることが必要です。ここは、ざっくり予想や決意で決めたとしても、2も、そもそも好きなタイプ自体、歳とともに変わることもありますし、人は変わるものですから、未来において、お相手がどう変わるかは予想できない。

3についても、所属するコミュニティによって、バイアスはかかるでしょうし、4も付き合ってみないと考え方や生き方などもわからないでしょうし、5も復縁とかもあるでしょうし。

 

と考えますと、私個人としては、こと恋愛においては前提条件が成り立たないのかなと感じたので、あくまでお遊び程度の数字として捉えておいて良いのではと思っています。

 

ただ、「最適停止理論」を批判しているわけではなく、前提条件が揃えば、数学者の方が導き出した数式なので、有用だとは思います。

 

【SUBROSAも効率的】

 

ですので、最適停止理論を恋愛において、良いとこ取りして考えてみました。

 

今まで理想の人に出会えていない、すでに理想の人と出会ってしまったがご縁がなくなってしまったという方もいるかもしれません。

 

どうするか?

 

分母を増やしちゃえばよくないですか?笑

 

今までの過去のご縁のあった数を、全体の37%内にしてしまえば、次に良い人とご縁があったら、その方が理想の人と考えてよいのかなと思います。

 

まぁ経験則上、恋愛って、都度々々一番良いなと思った人とお付き合いすることが多いので、常に最適停止理論の考え方に沿って行動しているかもですが。

 

とはいえ、分母を増やせば、理想の人と出会える確率は増えるはず!!

数学的には違うのかな?

でも文系脳的には、その考え方で合ってるはず!!笑

 

そう考えますと、効率的に出会える「マッチングアプリ」も非常に有効だなと思いました。

ただ、トラブルに巻き込まれたりとかもあるので、なるべく安全が担保されている環境は必要かなと思います。

 

SURROSAは、おひとりお一人面談し、本人確認させていただいているので、そういった意味では安全性が高い環境かなと自負していますし、そういった環境を目指しています。

 

良い相手に巡り合うためにも、勇気をもって、まずは行動してみることが必要だとは思いませんか。

 

ということで、結論としては、最終営業トークに落ち着きました笑笑

 

 

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