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7月7日は七夕ですね。

カテゴリ: コラム 作成日:2022年07月04日(月)

7月7日は七夕ですね。

 

7月7日は五節句のひとつ、七夕ですね。皆さんは、何か願い事をされますか?

 

七夕は、天の川を挟んで輝くふたつの星、「織姫」と「彦星」が年に一度会うことが許されるという伝説がある日で、なんだか少しロマンティックな日ですよね。

 

この七夕ですが、そもそもは中国から伝わった星伝説と裁縫の上達を祈る行事が日本古来の穢れを祓う神話があわさり現在の七夕行事になったといわれていて、中国・日本・韓国・ベトナムなど広く中華圏でも、五節句の一つにも数えられていて、星祭りがされているようです。

 

■織姫と彦星の伝説

 

日本でも有名な織姫と彦星の話は、中国伝来の星伝説がルーツとなっていますが、一般的なあらすじは、結婚によって全く仕事をしなくなった織姫と彦星に怒った天帝が、天の川によって2人を離れ離れにしたというものです。そして天帝は、仕事に真面目に励むことを条件に、7月7日に年に1度だけ2人が天の川を渡ることを許したとされています。

 

ん~ 悲劇で離された二人の再開となると、なかなか感動的な話かなと思うのですが、働かないって理由だと、なんとなくですが、ちゃんと働いて、やる事はやらないとダメだよねと思ってしまいました笑

 

 

■「1年に1度、七夕の日だけ」

 

とはいえ、「1年に1度、七夕の日だけ」というのは、やはりなかなか感動的な話ですよね♪

 

ところが、もし、織姫と彦星が実際に人として存在していたらと考えてみると、面白い情報を見つけましたのでご紹介いたします。

 

織姫と彦星は、夏の夜に空を見上げると見つけることができます。織姫はこと座の1等星ベガ、彦星はわし座の1等星アルタイルとされています。

実は、星には寿命というものがあり、数億年から100億年くらいの差があるようなのですが、ベガとアルタイルの星の寿命は10億年程度といわれているようです

 

つまり、人間の寿命を100歳と仮定して、計算してみると、なんと1年は「3.2 秒」となって、「織姫と彦星が人間と同じような寿命だったら、3.2 秒に 1 回会っていることになる」ということです。

 

寂しいどころか、会いすぎですよね?

ちゃんと仕事が出来てるんだろうかと心配になります笑。

 

 

ただ、これは「1年に1度だけ」で計算したもので、天帝の条件は、「1年に1度、七夕の日だけ」という条件ですよね。

となりますと、七夕の日の1日だけを、同じく人間の寿命に置きなおしますと、「0.0086 秒」となるようです。

あまりにも一瞬で残像すら見えないのではないかと思います笑

 

つまり「3.2秒に1回」、「0.0086 秒」だけ会えるという条件で、もはや会っているとはいえず、気配を感じる位で、新手のストーカーに間違われるんじゃないかと思いました笑

天帝、ひどい人です笑。

 

参考

天体観望支援ボランティア "黄華堂"

http://www.oukado.org/shiranai/040.html

 

 

■七夕に想いを馳せて

 

いろいろと書きましたが、「なかなか会えない」や「遠距離恋愛」を抱えている方は、「1年に1度」という事にご自身を重ねあわせてみるもよし、

また、「今、好きな方がいる」や「片思い」「かなわぬ恋」を抱えている方は、「3.2秒に1回」にかけて、常に心の中でその人の事を感じとってみるもよし。

 

どちらにしても、七夕の日に想いを馳せてみるのも悪くないかなと思いますが、いかがでしょうか。

 

私個人としては、「3.2」に想いを馳せたいと思います♪

 

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